PM Award 2023
2023年受賞企業
|Large部門
|Small and Medium部門
|奨励賞
Large部門
最優秀プロジェクト賞
会社名
株式会社ネオマルス
プロジェクト名
まちなか社員食堂 GoSmart
プロジェクト概要
中小企業・小規模事業者でも気軽に導入できる福利厚生となる社食補助システム「まちなか社員食堂」と、アプリを使用して出退勤を報告・管理できるデジタルカード、さらには社内情報の発信などを通じてコミュニケーションを促進するデジタル社員手帳の機能を備えたアプリ開発プロジェクトです。
このプロジェクトは、従業員のモチベーション向上や採用活動に貢献すると同時に、企業に所属する従業員が地域との連携を感じながら働くことで、会社だけでなく地域への参加意識も高められ、街の活性化に寄与することを目的としています。
PMI アジアパシフィック賞&NISSAY ITアカデミー 賞
会社名
東日本旅客鉄道株式会社
プロジェクト名
クロスボーダーM&A による国際事業のスピードアップ
プロジェクト概要
弊社は中期計画「変革2027」において、『国際事業のビジネスモデルを確立し、アジアを中心により豊かなライフスタイルを提供』すると定めています。一方で、競争が激化するアジアにおける鉄道市場において、すべてを自社による取り組みのみで実現していくことは極めて困難であることが近年の取り組みにてわかってきました。企業のグローバル化を促進するためには、M&Aによる既存マーケットの獲得、およびスムーズなPMI (Post Merger Integration)が不可欠であり、本プロジェクトではM&A開始からPMIまでを一貫したPM手法により取り組み、成果を上げることができました。
パーソル総研 well-being賞
会社名
日本電信電話株式会社、NTTコムウェア株式会社、NTTファイナンス株式会社、株式会社NTT ExCパートナー
プロジェクト名
バックオフィス業務改革 DX プ ロジェクト
「グループ共通IT TSUNAGU」
プロジェクト概要
NTTが掲げた中期経営計画“自らのデジタルトランスフォーメーションの推進”を実現するために、国内事業会社のバックオフィスのDXを実施。5つのプロジェクト(財務、調達、ビリング、決裁、勤務旅費)を1つのプログラムとして管理し業務標準化/効率化、システムコスト削減、データ活用基盤整備(コード標準化、データ流通、分析)を実行する、いわゆる巨大ERPの更改となる。スコープはNTT国内事業会社115社25万人(正社員17万人)であり、新たなシェアード業務化(調達)による組織再整備も実行した。
JISAデジタルトランスフォーメーション(DX)賞
プロジェクト概要
会社名
オリックス生命保険株式会社
プロジェクト名
ITモダナイゼーションプログラム
当社は2006年以降、急激に業績を拡大させてきましたが、その過程において構築した多くのエンタープライズシステムの老朽化が進んだ結果、業務・技術双方の知識継承不足に起因するシステム障害の発生や利用者の生産性が低下するリスクが高まり、一部においては顕在化しました。この事態に基盤の維持・延命といった回避策ではなく、業務・システムの全体最適化や最新技術の継続的な享受と技術的負債発生の抑制が可能なライフサイクルマネジメントと事業戦略の実現を可能とする抜本的なシステムモダナイゼーションをプログラム化して推進します。
会社名
株式会社バルカー
プロジェクト名
リモート監視サービス「MONiPLAT」
プロジェクト概要
本プロジェクトは、製造業の工場や、プラントにおいて、元来エクセルや紙で管理されていた事業用設備機器の保全管理をクラウドでの一元管理とし、現場の点検作業や点検報告書の承認申請を容易にするためのスマホアプリも含めたサービスプラットフォーム構築プロジェクトです。
本サービスは2023年4月25日に公開し、各機器につけられたセンサーからの情報について、APIを通して登録管理する機能や、日々の点検において収集したデータを時系列把握や保全スケジュールの合理化、予知保全に利用する機能を設けており、今後も拡張していくために継続的に運用をつづけています。
会社名
アフラック生命保険株式会社
プロジェクト名
DXによる生活者との接点創出(ADaaS)
アジャイルライトプロジェクト
プロジェクト概要
すべてのお客様に対して感動的なユーザー体験を創出することにより、お客様のエンゲージメント向上を目指し、デジタルテクノロジーを活用した「ADaaS/Aflac Digital as a Service」(以下、ADaaS)推進プロジェクトを立ち上げました。 本プロジェクトでは、営業・マーケティングとIT部門の真の協業を目指し「領域・部門横断のアジャイル型プロジェクトマネジメント手法」を採用、販売代理店の課題解決を目指し、サービスの企画から推進までを担うことで、お客様の声をプロダクトに迅速に活かす試みをし続けています。
Small and Medium部門
最優秀プロジェクト賞
会社名
一般社団法人コード・フォー・ジャパン
プロジェクト名
カーボンフットプリント可視化プロジェクト
「じぶんごとプラネット」
プロジェクト概要
本プロジェクトは、脱炭素社会実現に向けて市民の行動変容を促すべく、Code for Japanが国立環境研究所の協力を得てカーボンフットプリント可視化アプリの共同開発を行ったものです。アプリには、自らの生活スタイルによる気候変動への影響を知り、具体的な脱炭素への行動を数字で選べる機能を実装しています。日本のデータに基づいた計算アルゴリズムを用いています。脱炭素社会実現には、オープンなエコシステムが必要と考え、計算アルゴリズムはオープンソースソフトウェアとして公開し、開発イベントで広く参加者の協力を得て開発しました。
岡山大学 SDGsイノベーション賞
会社名
文京思い出横丁実行委員会
NPO法人文京BASE
プロジェクト名
文京思い出横丁in傳通院
プロジェクト概要
東京都文京区によれば、地域防災・地域福祉活動等は地域コミュニティが担うのがあるべき姿とされていますが、代表的な地域コミュニティである町会・自治会の加入率は低下傾向にあります。そこで、地域活動の中でも、誰もが楽しそうと思うような活動、しかも一定期間をかけて継続的に活動をする必要があるものをピックアップし、そこにメンバーを集め、その活動をしていく中で、単なる一時的な人の集まりではなく、意識を共有し合ったコミュニティをつくることを実行しました。興味を引く地域活動としては、コロナ禍において中止が相次いだ「お祭りづくり」を掲げました。